もともとの契約書に何と書いてあるか分かりませんから、ここでの回答より契約書の記載が優先されると思って下さい。業者所有のマンションであれば、代金の受領と同時に鍵を引き渡せない理由はないと思われます。よって、鍵の引渡しと振込みを同時にしたい、というご質問者の希望の方が常識的と言えるでしょう。その様にお願い、というか、要求しても良いと思います。なお、鍵なんぞより大事な「登記」について触れられていませんが、むしろいつ所有権移転の登記がなされるかを気にした方が良いです。振込みによる支払いは結構ですが、それと同時に所有権移転登記がキチンと申請されること、また、現時点で抵当権等が設定されていればキチンと抹消されること、を厳格に求めるべきです。登記さえキチンと済ませれば、鍵は少々遅れても問題はないと思います。補足拝見しました。新築マンションでしたか・・・。会社更生法の適用を受けた業者、といったら、元上場企業のアレですかね?だったら、そんなに心配する事はないと思いますが。新築マンションにおける一般的な取引では、振込み→登記の申請→鍵の引渡し、という流れが多いです。お金を支払ってから登記の申請をされるまで間が空く事になるでしょうが、分譲会社とご質問者との間では代金の支払い時点で所有権移転は完了した事になります。登記が申請されるまでに何があるかは分かりませんが、多分実害を被る事はないでしょう。それでも不安がぬぐえないのであれば、極力代金の振込みと登記申請を同時にしてもらうべく交渉された方が良いでしょう。なお、登記手続きが開始された事を確認するには、手続きを行う「司法書士」に尋ねれば事足ります。司法書士は買主自身の「本人確認」が一応義務付けられますから、一度は直接ご質問者と接触する筈です。そのときに、「登記を申請したらその旨知らせて下さい」と頼めば良いでしょう。もし司法書士と直接接触する機会がなければ、業者に尋ねれば教えてくれる筈です。司法書士に連絡を取って頼めば良いでしょう。登記申請時に法務局から「受領書」を取得してもらいコピーをFAX等で送ってもらう様に依頼できればより確実でしょうが、素人さんがそこまで司法書士に頼むのはちょっとキザっぽすぎる様な気がします。口頭で「登記申請しましたよ」と言ってもらえれば充分でしょう。司法書士は、そういう事でウソは言いませんので信じて良いです。
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