PKIと電子社会のセキュリティ



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暗号技術習得希望者必須本

本書はPKIセキュリティシステムについて初めて学ぶ方への必須本であるといえる。また、既にPKIについて多少理解されている方にも推薦したい。
本書では今までに出版されている同様の書籍よりも、具体的に且つ明確にPKIのメカニズムについて言及している。

2章「暗号技術の能力」では暗号技術の様様な用途について解りやすく解説されているので、ここだけを読むだけでも価値があると思う。
「セキュリティの構造」が明らかに

PKIの導入にあたっては、そのセキュリティモデルを理解し、何を根拠に何かどのように安全になるのかを知ることが重要である。この本では、この本ではPKIを導入する目的である「セキュリティ」に着目し、セキュリティとは一体何か、コンピュータやネットワーク上においてセキュリティがどのようにモデル化され、表現されるのかについて多くのページを割いており、これまで漠然としか語られてこなかったセキュリティというものの論理的な構造が明らかになっている。多くの本がPKIの前提知識として暗号アルゴリズムを解説している中で、本書はこのセキュリティの構造に言及している点が非常に新しく、参考になる。また、最新のトピックのひとつである属性認証についても解説されている。多少数学的な思考に慣れていないととっつきにくい面もあるかもれないが、情報セキュリティに関心を持つ企業、研究者にとっては読みごたえのある内容となっている。また、電子政府でのPKIの利用や電子署名法などの最新のトピックも解説されており、PKIが現実の社会においてどのように利用されているかがよくわかる。



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