ﾐｼﾝならではの自由奔放なﾊﾟｯﾁﾜｰｸの世界?そのﾃﾞｻﾞｲﾝｾﾝｽは若者の自由奔放な感性。息を呑みます。
手縫いのキルトが微妙にふっくらとした風合いで、色はくすんだ赤や茶の秋色系で、柄は花柄とチェック・・・そんな私好みの大人のｶﾝﾄﾘｰﾊﾟｯﾁﾜｰｸｷﾙﾄとはまるで違う、若者の自由奔放な感性が踊る世界。私はこういう色柄の布の持ち合わせが皆無だし、やっぱり＜好み＞ではないから、多分、この世界に入っていくことはこの先もないだろうけれど、それでもこの本は自分の手芸本ｺﾚｸｼｮﾝ向けに買いました。ﾛｸﾞｷｬﾋﾞﾝのﾍﾞｯﾄﾞｽﾌﾟﾚｯﾄﾞや、ｽｸｴｱﾊﾟｯﾁのﾀﾍﾟｽﾄﾘｰのﾍﾟｰｼﾞに息を呑み、感動したからです。
作り方のﾌﾟﾛｾｽ写真のあるような本ではありませんが、ミシンによるパッチの手順や作品の仕立て方は判りやすいようです。だから＜キット＞のような材料が一式そろっていれば、＜同じ＞ものを＜作る＞のはそれほど難しくはないでしょうが、それでは自由奔放な感性が躍動しているこの本が、泣いちゃいそうですね。
かんたん、お気楽、かわいい！
ミシンを買ったばかりでパッチワークなんて
レベルが高すぎるかなぁとも思ったのですが、
どんどんできて、しかもとってもかわいいので大丈夫でした！
ちょっとくらいの曲がりやほつれも案外気にならないものです。
パッチワークというと、これまでは
カントリー調のラブリー路線のイメージでしたが、
小関先生のものは若い子がじゅうぶん普段使いできるデザインなのでおすすめします。
ものすごーく丁寧に手順が説明されているわけではないので、
初心者さん向けの本と見比べながら、丁寧に作っていけばきちんとできますよ。
なべつかみから始めよう
パッチワークで一番悩むのは配色だと思います。
小関先生のスクラップキルトの配色は大好きで、これだけ様々な
色やテイストの布を使いながら、センスよく仕上げるのはしろうとで
はなかなか出来ることではありません。この本小さくてすぐ出来るものもたくさん載っていますが、配色に
自信がなかったり、配色の失敗を恐れて作るのをためらってしまい
がちな私のような人は、まずなべつかみから始めると良いと思います。
『配色のセンスはいくつも作品を作る中で磨かれる』と思いますが、
配色が上手くいかないと、それを作品として仕上げるのさえ嫌に
なってしまうものです。
でもなべつかみなら、実験的配色も気楽にできます。
作ったものが溜まっても、手放すのが惜しくないので、気軽に
作れるかなと思います。
小関ワールド
小関鈴子ファンには ハンドキルトのように時間がかかることなく完成できる
小関ワールドです。
小関ファンじゃあない方は このようなミシンの使い方があるのだと布の雰囲気をかえて作られたらいいかと思います．
ミシンキルトの日本の本５冊目になる私ですが 今まで ミシンキルト本には
なかった 面白い形のバックが掲載されています。
ミシンキルト本としては あまり 難しいテクニックよりも直線縫いだけで作れる作品も多いので 少しミシンを踏まれた経験があるかたなら 楽に作れるかと思います．
それだけに 詳しい作り方の説明写真はありません。
かわいんだけど面倒・・
写真のかわいさに圧倒されて、ミシンも持っていなかったので購入して、さぁ〜やるぞ！と頑張ったのですが、あまりにも私は初心者すぎて、裁断もうまくいかないし、柄あわせもセンスがないし、縫うところはたくさんあるしで、諦めてしまいました。
でも、お裁縫をしたいというきっかけにはなったし、腕をあげてから再チャレンジしたいです。
初心者には向かない本です。説明も少ないし。初心者向けの作品はなさそうです。
文化出版局
小関鈴子のパッチワーク ミシンだからうれしいの。 (MACHINE MADE PATCHWORKS (02))
キルトのアトリエから―藤田久美子のパッチワーク (藤田久美子のパッチワーク)
小さなパッチワーク〈2〉毎日使いたいかわいい小もの
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藤田久美子のパッチワークパターン318
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