みんなで学ぶ過食と拒食とダイエット―1000万人の摂食障害入門
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分類: | 本
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発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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参考価格: | ¥ 1,890 (消費税込)
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心療内科でススメられた本。 さるきちが心療内科の勉強会で使用している本です。
摂食障害の仲間たちとカウンセラーで読み合わせをしています。
とにかく情報量が満載!
摂食障害にも過食症、拒食症、さらに排出型と非排出型がありますが
それぞれの症状と治療法、そして発症要因が詳しく解説されています。
さらに、ダイエット中のヒト、摂食障害になりかけのヒト、
結婚しているヒト、スポーツをするヒト、支える家族etc...
それぞれの摂食障害との付き合い方も紹介されています。
他の書籍と比べ、公平な立場で書かれている印象を受けました。
患者を過度に擁護することもなければ、
ある特定の治療法に特化しているわけでもないので、
基本的な知識を幅広く得ることができるという点で
優れた一冊だと思います。
行動療法的な解説 折衝障害の治療は確立された方法がないのが現状で、
本書は行動療法的な記述が多かったと思います。
本人の意思と決断のみが回復への道。
もちろんそうなのですが、その動機付けも過食のメリット、
デメリットを明確にして、過食は良くないと決意させる。
なんて言っても、ヨダレとゲロまみれになって過食は良くない。
良くないことから抜け出せない自分は弱い人間だと、
散々責めているでしょう。
世間一般的な解説に終始しているようで、
あまり得るものは多くありませんでした。
家族の接し方について 本書は、現在ダイエットしている人々、拒食症や過食症になりかけている人々、もうすでに陥っている人々に対して、摂食障害にかからないためにはどうしたらよいのか、また如何にして摂食障害に対処していくかについて解説しています。すなわち摂食障害に陥っている人々が、この病気から開放されるためには、本人だけでなく、父母や配偶者などの家族もこの病気ついての正しい知識と理解を得て、如何に対処していくかについて具体的に説明しています。例えば、なかなか受診しない場合、通院が途切れる場合、子供の話の聞き方、食生活について、過食や嘔吐について、病を憎み子供を憎まず、学校や仕事について、家族がしなければならないこと、してはいけないこと、家族が看護に疲れないためにどうすればよいかなどを具体的に書いています。 この本は、病気になっている人々はもちろん、病気の人々に関わる人々がどのように接していったらよいのかについてを中心に書いています。
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