入門 マイクロファイナンス―世界を貧困から救う、新しいビジネスモデル



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入門 マイクロファイナンス―世界を貧困から救う、新しいビジネスモデル
入門 マイクロファイナンス―世界を貧困から救う、新しいビジネスモデル

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WINWINビジネス

ノーベル賞排出したグラミン銀行で有名なマイクロファイナンス。
知っていますか?
世界には1日2ドル以下で暮らす人が28億人(人口の約半数)います。
その人たちに1万円?の小口ローンでビジネスチャンスを作るWINWINビジネス。
そんな小口でビジネスにならないかも?と思ってしまうがローンの
平均返済率は、なんと98.9%!!
投資家にとっても、財務収益のみでなく社会収益の軸を持って見ることが出来る。
開発とビジネスが本当の意味で繋がっている一例だと思う。素晴らしい。

本当に入門書と言う感じなので詳しく知りたいなら他の本も良いと思います。
もう少し詳しい方が

入門とある通り大まかな情報や情報源は手に入るが、入門だとしても内容は薄い。
好みの問題かもしれないが、日記的な部分を無くして、様々なスキーム例を増やし、失敗例・失敗理由とかも取り上げて欲しかった。
どちらかというと「マイクロファイナンスは良い」とばかり書いてあって、冷静な視点なのか疑問を感じる。
マイクロファイナンスが世界を変えことができる!

マイクロファイナンスという新しいビジネス・モデルはビジネスでありながら、世界の貧困を救うシステムにつながっていく。これはすばらしいビジネスモデルだと思った。

マイクロファイナンスはもう30年以上前から存在している貧困層のための小規模金融だそうで、おそらく一般的に知られるようになったのは米国のクリントン政権がムハマド・ユヌス氏とグラミン銀行の活動を支援したところくらいからではないかと思う。日本では特に知名度が低いように感じた。本書は私のような素人にマイクロファイナンスをわかりやすく紹介し、各地のマイクロファイナンス金融機関(MFI)の活動を現地レポートしている。また、著者がマイクロファイナンスに出会った経緯も興味深い。

今までは貧困撲滅の運動は主に金銭的な援助が中心であったのに対し、マイクロファイナンスは資金を投資する側も、それを最終的に受ける側も両者に利益をもたらすウィンウィンのビジネスモデルである。日本でマイクロファイナンスが広く知られるように、一人でも多くの人にこの本を読んで欲しいと思う。最近の貧困層(BOP)を救う社会貢献に興味ある人は、C.K.プラハラードの「ネクスト・マーケット」と共に本書を薦める。
入門マイクロファイナンス

本書の目新しい点は、民間投資資金がビジネスとしてマイクロファイナンスに投資する動きを紹介している点だ。マイクロファイナンス実施団体の中には、金融機関として成長して、活動の規模拡大のために市場から資金調達をしているものもあり、ここへ一般の投資資金を呼び込もうという著者のスタンスは評価できる。
だが、帯に書かれているマイクロファイナンス=無担保小額「融資」という日本語訳自体が著者と訳者のマイクロファイナンスへの理解不足を象徴しており、間違ったマイクロファイナンスのイメージが拡大されることを憂慮する。「小規模な事業のための貸付」というとらえ方は、1990年代の供給側の視点から全く抜け出していない。最近のこの業界の潮流は、途上国の貧困層のニーズに着目し、融資ばかりでなく貯蓄などのサービスも含めた「金融」サービスを提供していこうというものだ。援助機関の役割は、マイクロファイナンス実施機関が金融仲介機関(=預金を動員してそれを原資に貸付を行う)として成長するのを支援することであり、これはすなわち、技術・経営面でのキャパシティ・ビルディング支援である。
本書では、民間資金とドナーが競合しないように、ドナーは設立まもないマイクロファイナンス実施団体への資金供給していくべきとしているくだりがある。だが、1990年代の大量援助資金投入の結果、貸付原資の供与は実施団体の成長を妨げるので行うべきではないという教訓が得られ、ドナーのガイドラインにも明記されている。
久々のマイクロファイナンスに関する日本語の書籍だっただけに、その内容の浅薄さに落胆させられた。



ダイヤモンド社
グラミン銀行を知っていますか―貧困女性の開発と自立支援
「南」からの国際協力―バングラデシュグラミン銀行の挑戦 (岩波ブックレット (No.424))
ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家
The Economics of Microfinance
Microfinance Handbook: An Institutional and Financial Perspective (Sustainable Banking With the Poor)