六人の探偵たち (アーサー・ランサム全集 (9))
|
|
ジャンル: | 本
|
セールスランク: | 358805 位
|
発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
|
参考価格: | ¥ 2,730 (税込)
|
ご購入前のご注意
当ウェブサイトはAmazonウェブサービスにより実現されております。
商品の取引契約および商品に関する情報は全てAmazon.co.jpの取り扱いとなります。
|
|
自分が無実だということを証明する難しさ
船遊びを楽しむどころか、親以外の誰からも
泥棒・船流しの犯人として疑われ、白い眼で見られる子供たち。
悪気はないのに、やることなすこと裏目に出て
追い詰められてしまう。
都会育ちのドット&ディック姉弟が、仲間にかかる疑いを晴らそうと
知恵をめぐらせるけれど、
一生懸命集めた証拠さえも逆の証拠となってしまいそう。
自分がやったことを「やっていない」と嘘をつくのと、
やっていないことについて「絶対やってない」と主張して
信じてもらうことと、どっちが難しいだろうと思うことがあるが
少なくとも、子供が大人たちを理解させる・納得させるのは
現実の社会でも難しいことなんだと思う。
3人は誰を恨むこともなく育っていくだろうけど
こうしたことからグレちゃうような子供もいるのでは。
シリーズのほかの本と同様の楽しさがあるけれど
いつになくシリアスな気持ちで読んでしまった。
探偵物?冒険物?
舞台は、ふたたびディックとドロシアがメインになるノーフォーク湖沼地方。今度はそこで、彼等の友人にとんでもない疑いがかけられます。その疑いを晴らすためにディックは、彼らしい科学者的な発想で大人たちの誤解に挑んでいきます。この話しはもはや単なる「冒険物」ではありません。タイトルにあるとおり「探偵小説」の要素も含んだリアルな物語です。
岩波書店
女海賊の島 (アーサー・ランサム全集 (10)) ひみつの海 (アーサー・ランサム全集 (8)) スカラブ号の夏休み (アーサー・ランサム全集 (11)) シロクマ号となぞの鳥 (アーサー・ランサム全集 (12)) オオバンクラブの無法者 (アーサー・ランサム全集 (5))
|
|
|