六人の探偵たち (アーサー・ランサム全集 (9))



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六人の探偵たち (アーサー・ランサム全集 (9))

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自分が無実だということを証明する難しさ

船遊びを楽しむどころか、親以外の誰からも
泥棒・船流しの犯人として疑われ、白い眼で見られる子供たち。
悪気はないのに、やることなすこと裏目に出て
追い詰められてしまう。
都会育ちのドット&ディック姉弟が、仲間にかかる疑いを晴らそうと
知恵をめぐらせるけれど、
一生懸命集めた証拠さえも逆の証拠となってしまいそう。

自分がやったことを「やっていない」と嘘をつくのと、
やっていないことについて「絶対やってない」と主張して
信じてもらうことと、どっちが難しいだろうと思うことがあるが
少なくとも、子供が大人たちを理解させる・納得させるのは
現実の社会でも難しいことなんだと思う。
3人は誰を恨むこともなく育っていくだろうけど
こうしたことからグレちゃうような子供もいるのでは。

シリーズのほかの本と同様の楽しさがあるけれど
いつになくシリアスな気持ちで読んでしまった。
探偵物?冒険物?

舞台は、ふたたびディックとドロシアがメインになるノーフォーク湖沼地方。今度はそこで、彼等の友人にとんでもない疑いがかけられます。その疑いを晴らすためにディックは、彼らしい科学者的な発想で大人たちの誤解に挑んでいきます。この話しはもはや単なる「冒険物」ではありません。タイトルにあるとおり「探偵小説」の要素も含んだリアルな物語です。



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